睡眠・呼吸障害
睡眠・呼吸障害

 

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私はこれからの歯科医療が取り込むべき課題の1つが、呼吸だと考えています。
歯科医学ではなく口腔医学的な視点から診ると、口呼吸を行っている方が非常に多くいることに気づかされます。
口呼吸を行っている方は低位舌であり、気道が狭くなっています。
TCHといわれる無意識のうちに歯を接触させる癖のある方も低位舌です。

 

睡眠時無呼吸症候群(OSAS)はそのまま放置しておくと8年後には15%の方が亡くなることが分かっています。

OSASの原因はいくつかありますが、呼吸が出来ない原因は舌や扁桃で空気の通り道=気道が塞がれるからです。

OSAS患者の70%が寝ている間に食いしばりや歯ぎしり(スリーピングブラキシズム)をすることが分かっています。

 

スリーピングブラキシズムは口の中や顎の関節に大きなダメージを与え、顎関節症、歯周病、歯根破折、被せものや詰め物の破損等のリスクを高めます。
MFT(筋機能訓練)を行い舌の挙上を促し、後退して気道を狭くしている下顎の位置の改善を矯正治療や被せ物で行うと、呼吸の質を改善出来ることがあります。

その結果、身体全体の健康に大きく貢献することが出来ます。

 

Youtubeに参考になる動画がアップされています。

以下が訳になります。

 

気道と顎関節

正常な状態では舌は口蓋に張り付き、鼻で呼吸しています、鼻に疾患が生じて鼻呼吸がしづらくなると舌を下げ、口で呼吸をします。口呼吸が日常化すると鼻はさらに悪くなります。
慢性的な低位舌になると歯列にかかる舌圧が無くなり、頰筋からの圧力とのバランスが崩れ歯列弓は狭くなり、歯列不正が生じます。
嚥下時に舌を臼歯部に挟み込む事で臼歯は圧下され前歯は挺出し、前歯が高く奥歯が低いという咬合平面になっていきます。
咬合高径が低下するため下顎は後方に移動し、顎関節症が生じます。本来の下顎位は前ですが噛むためには下顎位を後方にずらさなければなリません。

この様な動きの中で歯は摩耗しさらに咬合高径が低くなり、下顎位は後方に押し込まれていきます。関節円板の前方転位が起き、開口障害が引き起こされます。
低位舌により気道の閉塞が進むと呼吸をするために頭部を前に倒し、気道を確保しようとします。その結果首やその周りの筋肉に悪影響を与えます。

 

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当院では、患者様の状態に合わせ、治療法やトレーニングの提案をさせて頂きます。
また、治療だけではなく日々の生活での癖などの改善を促し、呼吸方法やそれに伴う、症状の改善に努めます。

 

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