院長から皆様へ
院長から皆様へ
こんにちは、院長の澤本です。

ここでは当院の医療理念に関してお伝えしたいと思います。

 

患者さんにとって本当の利益とは何でしょうか?

虫歯になった歯を削って被せたり、保存出来ない歯を抜いてブリッジ、入れ歯、インプラントを入れることは本当の利益なのでしょうか?

被せものやインプラントはご自分の歯より優れているのでしょうか?

 

被せものの平均寿命は何年ぐらいかご存知でしょうか?

平均で5年というデータが出ています。

歯を抜いた際、両隣の歯を削りつながった被せ物を入れるブリッジと言われる治療の寿命は8年というデータが出ています。

この寿命は被せものが壊れて寿命を迎えるのではなく、被せている歯がさらに悪くなり再治療を行うことがほとんどです。

治療を繰り返す度に歯の寿命は確実に短くなっていきます。

 

今の保険診療制度は歯を削り、抜き、入れ歯を入れ、被せた歯の数や量で治療費が決まっています。

多くの患者を診て、沢山歯を削るほど多くの利益が出る仕組みとなっています。

神経を残す処置より、神経を取り除く治療の方が治療費が高く設定されています。

 

その様な医療が広まっていってしまった結果、あなたの口の中はどのような状態でしょうか?

銀歯や詰め物が複数入っていませんか?

神経を取ってしまった歯はありませんか?

抜いた歯はありませんか?

今の医療制度を続けてきた結果、日本人の口の中の健康は他の先進国と比較し良い状態なのでしょうか?

 

 

予防が一番優れた医療

虫歯になり歯を削ったり、歯周病になり治療を行うことよりも、これらの病気を予防する事の方がずっと大切で意義があることだと考えています。

歯は削れば削るほど弱くなり、一度歯周炎になった歯は完全に元の状態に戻ることはありません。

 

歯の神経をとると15年程、一気に歯の寿命が短くなります。神経をとってしまうと20〜25年後には抜歯になるといわれています。

20歳で神経をとると40歳代には抜歯になるということです。

先進国の国民の中でこんなに歯の神経をとっていたり、銀歯だらけになっているの国は日本だけなのです。

 

まずは正しい歯のケアの仕方を覚えましょう。

口の中の病気の多くは細菌により引き起こされます、その細菌の数を病気が発症しない範囲内にとどめておく必要があります。

 

基本は歯ブラシです。

歯を磨かない方はいませんが、正しい磨き方が出来てない方がほとんどです。

さらに日本人はフロスを使用している方が非常に少ないともいわれています。

 

食生活、生活習慣は健康に大きく影響を及ぼします、虫歯や歯周病は生活習慣病です。

体は呼吸と食べ物で作られています。

なぜこれだけ医療が発達しているのに病気は増えているのでしょうか?

簡単に、楽に食事をしようとしている方が多くいる様に思います。

自分や自分の家族が何を食べ、何を身体に入れているのか考えていない方がいます。

 

毎日どれ位の量の遺伝子組み換え食品を身体の中に入れているか考えていますか?

なぜ遺伝子組み換えをしているのか考えたことはありますか?

世界中の先進国が食べてはいけないとなっているマーガリンや添加物まみれのパンを食べていませんか?

精白した米や小麦粉を毎日食べていませんか?

【わかり易い!】遺伝子組み換え食品の問題点を解説したビデオの紹介

 

私の経験で重症の歯周病、多くの虫歯、歯がない方の大部分が食生活に関する意識が低い方が多いようです。(もちろんそうではない方もいます)

身体は食べ物から作られています、治癒力や免疫力の基礎は食べ物です。

 

病気には原因があります。その原因を見つけ出し、取り除くことで多くの病気は予防が可能です。

原因を取り除けば治療の効果も上がります。

当院は病気を予防することが一番素晴らしい医療であることを患者さん自身にも気づいていただき、それをサポートする医院でありたいと考えています。

 

医者には病状・治療法を説明する責任があり、患者は治療を選択する権利がある

自分の体がどのような状態で、どの様な治療が必要で、どのような治療を行うべきなのか、そのことを知らないまま、知ろうともしないまま治療を受けている方がいることを非常に残念に思います。

一番大切な自分の健康を人任せにしてしまっていないでしょうか?今はほしい情報が手に入る時代です、昨今言われている患者力を高める必要があるのです。

説明をしない医療従事者にも問題があります。

なぜ病気になったのか、その理由も知らず、病気の原因も取り除かないまま治療だけ受け続けている方が多くいるように感じます。

薬で病気は治っていますか?高血圧症の薬や糖尿病の薬は病気自体を治していますか?

歯を削って詰めたらその歯は治っていますか?

 

歯はご自分の大切な体の一部です。削ってしまったら、二度と元に戻すことは出来ません。

抜いてしまえばどんなにお金をかけてももう二度と手には入りません。

 

当院では病気を見落とさないよう、必要な検査を行い、その結果を説明し、どの様な治療を行うべきなのか、治療法が複数あるケースはそれぞれの治療法のメリットとデメリットを説明し、患者さんが納得して選択した治療を受けてほしいと思っています。

 

安心安全な医療

安心安全な医療を提供するためには医療器具の消毒・滅菌と、術者の高い技術と知識が欠かせません。

歯科医療は医療機器が唾液や血液などの体液に触れる行為が非常に多いため、消毒・滅菌が非常に大切です。

消毒・滅菌のレベルには世界規格があります、しかしながら今の日本の制度ではそれが低いレベルであろうが、高いレベルであろうが診療費には全く反映されません。(2017年時点)

(それこそ消毒・滅菌を行ってなくても何のおとがめもありません、調べられることすらありません)

 

「消毒滅菌は愛です」とある著名な先生が仰っていました。

患者さんには見えない部分ではありますが、当院は医療者としての誇りを忘れず、消毒・滅菌に労力を費やすことを約束いたします。

 

 

当院は高いレベルの治療を提供したいと考えています。

残念ながら歯科医師の技術、知識は保険診療費には反映されません。

卒業したての歯科医師であろうが、専門医(2017年現在、国が認可した専門医は口腔外科、矯正、歯周病、補綴、歯科麻酔です。院長は歯周病学において日本でトップレベルの大学病院で9年間勤務し、歯周病専門医の資格を習得しています)であろうが、一般医であろうが、誰が治療しても皆同じ診療費です。

おかしいと思いませんか?

 

天然物の魚を用いて一流の寿司職人が握った寿司と、養殖の魚をアルバイトが握った回転寿司が同じ評価なのが今の日本の医療制度です。

 

進行した虫歯をある程度(多少取り残しても)取り除いて詰めておけば、後は自然治癒するということは絶対にありません。

取り残した虫歯の中にいる菌は次第に増殖し、虫歯は進行していきます。

被せものと自分の歯との適合が悪ければ、その隙間にはまた細菌が入り込み悪くなります。

歯の治療は非常に繊細で細かく、高い技術と精度で治療を行わなければまた悪くなるのです。

 

十分な設備と歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士の技術と知識が治療の結果に大きく影響を及ぼすことを当院は知っています。
さらに当院は治療自体を出来る限り行わないですむよう、病気を予防することが一番優れた医療であることを理念に置いた医療機関でありたいと考えています。

 

当院には病気の原因を見つけ、患者さんと一緒にその原因を取り除き、病気自体を減らす知識と技術があります。

病気の正しい治療法も持っています。

当院での治療に限度があるケースでは大学病院の専門医以上のレベルにいる先生を紹介しています。

 

この考えに賛同していただく方に我々は力を尽くしたいと考えています。

 

                2016年05月17日

                澤本歯科医院・長崎インプラントセンター院長 澤本佳宏